おはようございます!
常備しておくと何かと便利な乾物。
皆さんはご自宅に常備されているでしょうか?
私は実家がそうだったからか、乾物は何種類か常備していないと落ち着かない質で切り干し大根、高野豆腐、昆布、干し椎茸、豆数種類、干しエビ、麩、乾燥わかめorひじきあたりにはいつもそばにいて欲しい。
乾物の充実具合は精神安定にも繋がります笑
ですが、この我が乾物ゴールデンチームの中であまり最前線で活躍出来ないメンバーがおります。
それは旨味の王様、干し椎茸さんです。
何故かと言うと、うちの旦那さん、好き嫌いはあまり無いのだけど、どうしても苦手なものが2つあって、その一つが干し椎茸をダイレクトに感じる料理。
なので、今の我が家では干し椎茸をそのまま野菜と一緒に炊いたようなお料理を作る事はほとんど無く、切り干し大根や卯の花煮のように、細かく刻んだものを少しだけ使うのが常でした。
私は干し椎茸の味も香りも大好きなんで、たっぷり使いたいんですけどね〜。
でも、何年か前にテレビで見た干し椎茸のクリーム煮が凄く美味しそうで、食べてみたくて。
1回くらいなら食べられないもの出して良いかな(←)なんて、ダメ元で出してみたら食べられると言うじゃありませんか!
それ以来、たまにですが干し椎茸のクリーム煮を作るようになり、そこから派生したのがこのグラタン。
今ではテレビで見たレシピは忘れてしまって、戻した椎茸と戻し汁を使う事以外は、自己流になってしまっていますが、自己流で作っても、失敗無しの安定の美味しさ!
その秘訣はやっぱり戻し汁をたっぷり使う事だと思います。
ブイヨン等を使わなくても味わい深いグラタンになります!
干し椎茸苦手だろうと、食べられると聞いたからには容赦無くたっぷり使うわよ!!
と、このメニューに関しては攻めの姿勢で干し椎茸を使っております。
そんな訳で、これの美味しさは戻し汁にかかっていると言っても過言ではないので、
必ず作る前の晩に干し椎茸を水に浸けて、冷蔵庫で戻しておきましょう。
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干し椎茸香るチキングラタン(3人分)
①具材をそれぞれ適当なサイズに切る(材料表参照してね)干し椎茸は軽く水気を絞り、一口大にカットする。
②フライパンにニンニク、バター15gくらい、オリーブオイル同量位を入れて火にかけ香りを出す。
③軽く塩をした鶏肉を炒め、火が入って来たら玉ねぎも加え、油が回ったら残りの具材も入れて炒め、軽く塩をする。
全体が炒まったまったら小麦粉を入れて全体に絡ませ馴染ませる。
④椎茸の戻し汁を150ccくらい加えてよく混ぜながらとろみが出るまで加熱する。
牛乳、生クリームも加えて焦げ付かないよう混ぜながらしばし煮る。
粉気を感じなくなるくらいに煮えたら、火を止め塩を加えて味を整える。
バターをこすりつけておいた器に流し入れ、シュレッドチーズ、パン粉、バター少々、ブロッコリーをのせオーブンで焼き色が付いてぐつぐついうまで加熱する。
干し椎茸って香りが強いから、椎茸臭いグラタンになるんじゃないの?と思うかもしれませんが、乳製品のおかげで香りがマスキングされて、椎茸臭はなりをひそめ、代わりに旨味が大暴れしております。
でも干し椎茸を噛み締めると、ちゃんとあの香りもして、しかしグラタンの香ばしい香りと混ざって、どういう訳かそれがきつく感じないのです。
しかもこの干し椎茸✖︎乳製品の組み合わせは、栄養面的にも嬉しい組み合わせでして。
色々と注目すべき栄養はらありますが、中でも乾燥させる事によって何倍も増加するビタミンDはカルシウムの吸収を助けてくれるので、育ち盛りのお子さんから、骨粗鬆症が心配なお年寄りまで積極的に摂って行きたい栄養素の組み合わせでおすすめです。
これから益々熱々のグラタン等が美味しくなる季節。
少し先の話だけど、干し椎茸って結構お歳暮なんかでもらったり、おせち用に買って使いきれない方も居るかもしれないので、もし持て余した干し椎茸がキッチンに眠っていらしたら、たまにはこんなメニューいかがでしょうか?
ではでは、お読みいただきありがとうございました〜!
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