魅惑のアレッタ

皆さんはアレッタというお野菜をご存知ですか?

アレッタは数年前に開発されたケールとブロッコリーを掛け合わせた新野菜で、ほろ苦さの中にほのかな甘みが感じられ、質感、味わい共にしっかりしていて美味しいお野菜です。
一見するとスティックセニョールのようですが、葉の肉厚感とほのかな苦味はケールやカーボロネーロのような印象を受けます。

栄養面ではβカロテン、ビタミンC、ビタミンK、水溶性食物繊維などが豊富だそうで、あらゆる年齢層に嬉しい栄養素を含んだ食材ではないかなと思います。

今回はそんなアレッタの、私なりの処理の仕方アレンジメニューをいくつかピックアップしてみました。

気になるけどどうやって食べたら良いかわからない、アレッタのレシピが知りたいな…なんて思っている方はよろしければ覗いてみてください♪

まずは今回の主役アレッタにご登場願いましょう。

どうも。アレッタです。

袋に入った状態だと分かりにくいですが、大ぶり肉厚の葉っぱを纏いしスティックセニョールみたいな感じです。

そのまま使用しても良いけど、私は下の画像のように下処理の段階で、3つのパーツに分けています。

こんな感じ。

芽、大きい葉、花蕾付近および茎です。

①大きい葉を取っていくと、そのつけ根から芽が出ているのでそれもポキポキともぎとります。

②各パーツ分け出来たらしっかりと洗い、水気を切ります。

③茎と花蕾付近は、茎の皮がやや筋ばっているのでピーラー等で薄く剥きます。
これで準備完了。

ではアレンジ例を見ていきましょう。

ミニミニアレッタみたいで可愛い。

芽は柔らかく切る必要もないので、そのまま炒め物やパスタ、汁物の具等幅広く使えます。
彩りが欲しいな〜という時にポイポイっと使えて便利です。

豚の味噌生姜焼きアレッタの芽入り。

花蕾付近および茎

こちらはその見た目を活かして、飾りやトッピングにしたり、丸ごと焼いたり茹でたりしてインパクトのあるメインにしたり、逆に丸ごと刻んで葉や茎の食感の違いを楽しんだり、あらゆる使い方が楽しめます。

油と塩をまぶしてオーブン焼き。
皿うどんに豪快にトッピング。

刻んで玉ねぎ麹と共にレンチン。

オリーブ油をひと回しして混ぜて…

付け合わせやごはんのお供に✨

衣をつけて揚げてソースカツ丼にトッピング。


⚠️油で揚げる時は葉がものすごく爆ぜるので、必ず葉を包丁でつついて穴をあけてください⚠️

油跳ねをガードするラケットみたいなあれがあるとなお安心かも。

油が跳ねて大変なんだけど葉がパリッパリになって美味しいんだなぁ。

大きな葉

これには特別な楽しみ方があるのです。

大きな葉は刻んでスープにしたり、味噌汁に入れたり、煮る系のメニューがおすすめです。
茎部品は筋が強いので細かく刻んで使います。

トルテッリーニインブロードのスープに。

しかし今我が家で1番アツい食べ方はアレッタのパリパリ焼き。
この大きな葉を使用して葉っぱチップにするのです。

アレッタのパリパリ焼き。

これだと野菜苦手なうちの子もバリバリ食べてくれます。
結構苦味があるのだけど、何故かこれは気にならないみたい。

パリパリした食感と塩気、苦味がおつまみにも最高で、夫はビールにピッタリだとめちゃくちゃ喜んで食べてます。

軽いので、炒めたり煮たりするより量も食べられるのもお気に入りポイントです。

以下ざっくりレシピになります。

パリパリアレッタ

よく洗い水気を切って、大きなものは半割りにする。オリーブ油を回しかける。

塩を軽く振りかける。
手で満遍なく混ぜて葉に油を馴染ませる。油を纏うと色が変わるのでそれを目安にする。

天板にクッキングシートを敷き、重ならないように並べる。180度くらいのオーブンで15〜20分位焼く。

仕上げにお好みのスパイスを振りかける。
(クミン、チリパウダーあたりがおすすめ)

茶色くなると焦げて苦味が増すのでその手前くらいでストップすると良いです。

ポイントは葉に油を薄くでいいので満遍なく馴染ませるところ。
これで油で揚げたような状態になり、水分がしっかり抜けてパリパリになります。

他の野菜だとあまりこうはならないので、これを作った時は、我ながらアレッタの特徴を活かせたメニューかな!なんて自画自賛しちゃいました笑

焼き時間や温度は我が家のオーブンの目安なので、各自調整してベストな焼き加減を探してくださいね。

完成🌱

このところ我が家の食卓に欠かせなくなったアレッタ。
以前の住まいではたまに見かけるくらいでしたが、群馬では盛んに生産されているようで、地場産野菜を販売しているお店では頻繁に目にするので簡単に手に入ります。

もし見かけたらぜひぜひ手に取ってみてください。
使い勝手の良さにハマってしまうかもしれませんよ?

バッカラヴィチェンティーナにアレッタを添えて

ではでは、お読みいただきありがとうございました〜!

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