剣に見立てた、細長い箱を持ってきたうちの子に、
「ママ!真剣白髪どりしよ!」
って言われました。
【真剣白髪取り】
真剣に白髪を探し、むしり取る行為。
むしられる側に屈辱と恐怖を与える。
謎の注釈が頭をよぎりました。
おいおい、オチビチャン!
白髪取り→✖️ 白羽取り→○
だぞー?
しかもそれママが一方的にやられるやつじゃん?
そこまで盛大にはえてないしっ!(そう願いたい)
まぁ…付き合ったけども。
悪意の無い子供の間違いは時に大人のハートをえぐりますね。
さてさてこの日のごはんは寒くなって来たし、煮込みハンバーグ。
普段のハンバーグは肉肉しい感じにしたくてつなぎ少なめにする事も多いのだけど、煮込みの時は肉がパサつかさないようにつなぎ多めで作ります。
作ってたらチーズインにしてくれとのリクエストが入ったので、チーズイン煮込みハンバーグに。
そうそう、実家から里芋をもらったから里芋マッシュを添えようね。
煮込みのとろみ要員にじゃがいも使おっか。
…あれ?
…ボリュームヤバいね?
煮込みハンバーグ(3人分…?)
ハンバーグ
合い挽き肉 400g
玉ねぎ 大3/4個
えのき 40gくらい?
パン粉 いつものハンバーグの1.5倍
卵 1個
ケチャップ、ソース 各大さじ1くらい
塩、胡椒、ナツメグ 適量
チーズ 適量
ソース&具材
にんじん 大1/2本
玉ねぎ 大1/4個
じゃがいも 大1個
ブイヨン 具材がかぶるくらい
ソース 50ccくらい?
ケチャップ 50~75gくらい?
ローリエ 1枚
バター 適量
里芋マッシュ
里芋 適量
牛乳 適量
塩 適量
ローリエ 適量
お好みでバター、胡椒 適量
↑里芋マッシュと、煮込みに使う野菜です、芋はきのことかに変えてもいいかも。その場合はハンバーグに軽く強力粉はたいてから焼くととろみがつきやすいかしら。
※ハンバーグは一応分量載せてますが、各家庭の作り方で、いつもよりパン粉多めにすると良いと思います。
※うちはより柔らかくなるよう、玉ねぎと一緒にえのきも刻んで入れてます。
※長くなるのでハンバーグ種を作る工程は省きます。一応うちの割合はのせておきますが、各ご家庭で普段お作りになるのより、パン粉を多めに、景気良く入れて下さい。
↑わかりにくいけどパン粉いつもより増量中です。
①ハンバーグ種をつくり、適量を丸めて空気ぬきをした後中央を凹ませとろけるチーズを詰める。
②空気が入らないように包んでまた空気抜きをし、肉ダネにつなぎ目割れ目が無いように整え、熱したフライパンで焼く。
③片面焼けたらひっくり返し、もう片面も焼き、両面とも表面がしっかり固まったらバットなどに取り出しておく。
④空いたフライパンにバターを適量入れて、塩を軽くふり、野菜を炒める。
全体に熱が回ったら、ブイヨン、ローリエを入れ、沸騰させ、アクが出たら取り、ソース、ケチャップを加え煮込む。
じゃがいもが柔らかくなってきたらハンバーグをもどし、更に煮込む。
ゴロゴロしててハンバーグ戻しにくいのなんの。
⑤同時進行でさといもマッシュを作る。
鍋に里芋、ローリエと米のとぎ汁か、かぶるくらいの水に米少々を入れ火にかけ、沸騰したら弱火にして吹きこぼれに注意して柔らかくなるまで茹でる。
⑥箸がすっと通るくらいになったらザルにあけ、冷水ですすいでぬめりを取る。
鍋に牛乳とバター、里芋を入れ火にかけ、鍋の中で木べらで潰し、軽く沸騰するまで加熱する。
※このまま木ベラで仕上げても良いけどブレンダーで潰すと早く、ふんわりとした口当たりに仕上がる。
⑦大体潰れたら、水分が飛んで来ると焦げ付きやすくなるので鍋底をこするように木ベラでしっかりまぜる。
更に牛乳を足して、詰めてを繰り返すと、よりコクが増したりするのでお好みで調整してみて下さい。
⑧マッシュポテト位の硬さに煮詰まったら、火を止めバター1かけを加え、塩で味を整える。
煮上がったハンバーグと共に皿に盛る。
煮上がったハンバーグさん達
何を思ったかハンバーグも2貫付け。
付け合わせの里芋マッシュは、良い意味で何か無の食べ物なので、こういうごってりした料理の添え物でたまに使います。
マッシュポテトより滑らかで舌触り良く、それでいて、
貴方のすべてを受け止めよう。
みたいな、他とケンカしない懐の深さがあってとてもすてき。
汁気やタレの多いものに特におすすめです。
チーズも無事インしたまま煮込み完了…
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