先週旦那さんの実家から、タケノコが届きました。
長野から来るタケノコは毎年5月のイメージだったけど、このくらいの時期だったっけな?
昨年あたりからどうも時間の感覚が曖昧になってていけませんねぇ…。
さてさて、旦那さんの実家から届くタケノコは、春先3~4月くらいに出回る孟宗竹とは違う淡竹と呼ばれる細身なタケノコです。
灰汁が少ないので、毎年掘りたてを下処理なしで送ってくれて、受け取ってすぐ我が家で処理するのですが…。
今年は連絡の行き違いがあったようで、私の在宅してない日に発送されて来てしまい、すぐに受け取れなかったうえに常温便だったため、だいぶ根元あたりが蒸れてしまい食べられる部分が少なくなるという悲劇が。
グリーンピースも入れてくれてたんだけど、
だいぶ蒸されててちょっと不安…。
とりあえず、大丈夫そうな部分だけ切り出してこれは普段は糠とかあんまり使わなくても大丈夫なんだけど、糠もマシマシで下茹でしてみました!
鷹の爪も普段あんまり使わないけど、なんか防腐作用ありそうだし、これ以上悪くならないようにとまじない的な気持ちを込めて入れてみた。
沸騰したら吹きこぼれない程度の火加減で20分くらい茹でて火を止めます。
ここから先、バタバタしていてまたしても写真がほぼ無いのですが、茹で終わったタケノコはそのまま一晩おいて、翌朝糠を洗い流しながら皮を剥いて水につけて下処理完了。
翌日の晩御飯に、旦那さんの実家直伝?のタケノコ汁にしました!
このタケノコ汁は、いろいろな根菜と豚肉、そしてなぜか鯖缶と、仕上げに溶き卵を加えて作られます。
豚汁に鯖缶とタケノコと卵が入った感じですかね。
なかなかの御馳走汁であります。
旦那さんの実家は、お正月には塩鮭を茹でたのを仏壇に供えたり、海から遠い土地柄、もしかしたら昔は魚といえば缶詰や干物で、しかもちょっと特別なものだったのでしょうかね?
タケノコ汁も具沢山なご馳走汁で、タケノコの時期のお楽しみのような印象を受けます。
その辺のエピソード、今度お義父さんたちに会ったら詳しく聞いてみたいなぁ。
最近分量無しでごめんなさいなんですが、これも特に分量決まってなくて、豚汁にプラス鯖缶と卵1個とタケノコって感じなので、試される方いましたら、普段の豚汁に太字の材料入れてみてください笑
タケノコ汁
タケノコ
豚肉
大根、ニンジン、じゃがも、玉ねぎ等ありものの根菜
油揚げ
鯖缶 1缶
卵 1個
だし汁
酒、醤油、味噌
油
①材料を適当なサイズに切って、鍋に油を少量入れ豚肉、根菜類を入れて炒め、出汁、酒
を加えて沸騰させ灰汁を取る。
②灰汁が取れたら竹の子と油揚げを入れ、具材が柔らかくなるまで煮て味噌、醤油、鯖缶を加えてほぐし、味を見て整え、一煮立ちしたら仕上げに溶き卵を加え、軽く混ぜて蓋をして火を止め、軽く蒸らして完成。
結構な量になるけど鯖缶は1缶、卵は1個で充分です。
溶き卵入れて、軽く混ぜて蓋をして火を止め卵が煮えれば完成。
豚汁をおかずに出来るタイプの人は、このタケノコ汁もおかずに出来るんじゃないかと思うくらい具沢山。
野菜もいっぱい入ってるから、前日の晩に作って残ったらこれと白飯で、充分朝ごはんになる感じではないでしょうか。
(うちは朝パン派なのでやらないが。)
毎年この時期に、長野から送られて来るタケノコで作るタケノコ汁。
長野のお義父さんが、イノシシ避けに竹林に電気柵まで張って守ってくれたタケノコ、無駄にしたらバチが当たるし、何とか全廃棄にならず食べられて良かった。
ちなみに、タケノコのちょっと無理だった部分と、先端は、私が無事な部分のタケノコと格闘してる間に子供がアートに仕立ててくれてました。
ランチョンマットに直置きかい…!
すぐに壊す事は許されなかったので、一晩この状態ですよ。
一夜限りのアート展。
来場者は私と旦那さん。
旦那さんからは絶賛を頂き、翌朝無事閉幕致しました。
ではでは、お読みいただきありがとうございました〜!
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