「今日のごはん何作ろうか?」
って子供に聞くと、ごく稀にですが、今まで食卓に上がった事無きメニューをリクエストされる事があります。
雲の親子丼とか、クレヨンしんちゃんの風間くんちの海鮮焼きそばとか、見たことない空想メニュー。
なんだそれ??
でもこの無茶振りメニュー、どれだけイメージ通りに寄せられるかとか考えながら作るのが面白くて、結構好きで楽しんで受けて立ってます。
で、この日は鶏肉で何食べたいか聞いたら
「ガーリックチキン」
とのお答えが。
ガーリックチキンってあんまりにも普通な感じで、ハイハイって聞いてたけど、
…ガーリックチキンって作った事あったかな⁇
チキン料理色々作ってきたけど、ガーリックチキンは…
無いなぁ!
無茶振りメニュースタートです。
とりあえずガーリックチキンで検索。
にんにくすりおろしって書いてあるね。
すりおろしはいちばんにんにく臭くなる扱い方だね。
明日も学校あるし、教室中がにんにく臭に包まれて恐ろしい事になりそうだね…。
よし、すりおろしはやめよう。
うちの子の好きなにんにくチップを作って、その油で焼いてみようかな?
焼き上がりにチップを散らしてね?
ついでにごはんを大好きなガーリックライスにすれば文句は無かろう!!
よし、計画完了。早速作業に取り掛かかろう。
ガーリックチキン&ライス(2人分)
鶏もも肉 1枚
にんにく 4片
長ネギの青い所 1本分くらい
セロリ 1/3本分くらい
きのこ 適量
ローズマリー ひと枝
タイム 4〜5本
オリーブ油 適量
バター 10gくらい
米 2合(洗ってザルにあげておく)
白ワインか酒 大さじ1くらい
ブイヨン 400ccくらい(インスタントのブイヨンといたものでもok)
↑材料はこんな感じで切って下さい。
※にんにくは芽を取り除いて2個は1mmの厚さにスライス、残りはみじん切りにする。
※鶏は余計な水分が残ってると油ハネがすごいのでキッチンペーパーで包んで水気をとっておくと良い。
①ガーリックライスから作る。
鍋にオリーブ油大さじ1くらいと、バターを入れ火にかけ、みじん切りのにんにく、青ネギ、セロリを入れてにんにくが少し色づくくらいまで炒める。
これが、
こんな感じになるまで。
②米を加え、塩を軽くふり、米が少しすきとおって、油がよく馴染むまで炒める。
白ワインを入れ、続いてブイヨンも加えて蓋をし、弱めの中火で炊く。
炊き上がりの目安は、絶えず出てた蒸気がぶつぶつ切れながら出てくるくらい。
火を止め10分くらい蒸らし、ざっくり混ぜてほぐしておく。
味をみて塩気が足りないようなら塩降って整える。
③同時進行で肉を焼く。
フライパンにオリーブ油を入れ、にんにくスライスを重ならないように入れ弱火にかける。
時々返しながらしゅわしゅわした泡が出なくなり、うっすら茶色くなるまで加熱する。
余熱で更に色づくのでベージュっぽい色味になったらあげて大丈夫。
フライパンの中で狐色にすると焦げた香りで味も苦味がでる。
④鶏に塩をして、フライパンに鶏の皮を下にして入れ、ハーブも入れて弱めの中火にかける。
たまに揺すりながら、皮が狐色にパリっとなるまで焼く。
※弱火でジリジリ焼くのがポイントですが、弱火過ぎても皮パリになる前に鶏の水分飛んでってしまうので、火力は様子見ながら適当に加減して下さい。
持ち上げて焼き色を覗くと、温度が下がってパリッと焼けないのであんまり持ち上げ無いように焼く。
⑤鶏から油がバンバン出てくる。
にんにくとハーブも効いた油もったいないのできのこに吸わせる事にしよう。
ゆけ。きのこ部隊。
ぶななんとかってきのこ。
カットした断面から油をよく吸うのでジリジリ焼いてきます。
椎茸、エリンギでも大丈夫かな。
えのきとかは向かないかも。
野菜とかは水がたくさん出て鶏が皮パリにならなくなるので、一緒に入れるのやめましょう。
⑥余分な油はキッチンペーパーで吸い取り、表面これくらいまで火が入って、皮がパリッとしたら裏返して1〜2分焼き、火を止める。
⑦ガーリックライスと鶏を皿に盛り、きのこに軽く塩降ってフライパンで馴染ませ、皿に盛る。
ガーリックチップを散らす。
イメージしてたとおりだそうです。
ガーリックライス2回おかわりしてました。
ありがたき幸せ。
皮パリ中ジューシー。
*感想*
チャレンジごはん面白かった♪
にんにくしっかり火入れしたから翌日にそんなに匂い残らないはず。残りませんでした。
でもやっぱりすりおろしよりは鶏のにんにくが弱いなぁ。
今度は休みの前の日ににんにく醤油ダレみたいのでやってみよう。
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