作ってみたいレシピを作ってみたNo.7|梅仕事アゲイン。ancoさんの青梅で作る梅ジャム。

先日にクリーミー大久保さんの梅酒を仕込んだばかりですが、先週、私の実家の母からのアポ無し発送(何の連絡も無く、加工が必要なナマモノとかが送られて来る)により、素晴らしく肉厚なもぎたて青梅が送りつけられて来まして。

私は梅仕事を毎年してる訳では無いのだけど、昨年、在宅時間が長かったので、珍しく梅シロップと梅干しをせっせと作ったのを覚えてくれていたようで、今年も母がお友達農家さんから購入した3キロ近い青梅が突然我が家にやって来ました。

いえね、ありがたいんですよ?

でもね、せめて事前に都合のいい日は聞いてほしい笑

とはいえ先週は梅仕事をする時間も取れなかったため、「梅畑からそのまま来ました!」な風情の梅達をひとまず洗って乾かして冷蔵庫でお眠りいただき、仕込みにかかれたのが月曜日。

梅仕事をもう一度やるならぜひチャレンジしてみたいと思っていた、梅ジャムを作ってみました!

この梅ジャム、ancoさんが先日梅仕事で記事を書かれていて、普通のジャム作りとは違う梅ならではの工程が興味深くて、ジャム作りラバーとしてはまた一歩沼の深みにハマったような気分になりました。

https://note.com/ancolab/n/n9b446b8d20a8

梅ジャムにあわせる手作りスコーンもめちゃくちゃ美味しそう…!

詳しい工程はancoさんの記事をご覧くださいませ!

さてさて、そんなこんなで梅ジャム作りスタートです。

まずは3回梅を茹でこぼすそうで、ここからもう普通のジャムとは違いますね。

普通のジャムだとお砂糖入れて水分が上がるまで待つだけだけど、茹でこぼし3回!

味が抜けやしないかと恐る恐る下茹でしたけど、3回茹でこぼした梅の味見したらめちゃくちゃすっっっぱ!!!

でもちゃんと風味もある。

やっぱり梅の酸味はそれほどまでに強烈なんだなぁ…。

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我が家の梅ちゃんは灰汁もいっぱい出てきた。粒のサイズもまちまちで野生みを感じる…。

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ancoさんのみたいにきれいに割れないし、何なら皮の下に灰汁が潜り込んでるんですけどー!泣

とんだ跳ねっ返り梅だよ!

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3回茹でこぼし後↑

跳ねっ返りが過ぎてクタクタになってるけど、おとなしくこのままジャムになってもらおうか。

ジャムは、お砂糖で煮ただけのシンプルなものと、ほんの少しだけアレンジを加えた2種作りました。

梅ジャム作ると決めた時から試してみたかったアレンジ。

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こっちはお砂糖のみの普通の梅ジャム。

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こっちはローズマリーでほんのり香りづけした梅ジャムに。

杏子と梅はよく似た感じだから、杏子と仲良しのローズマリーは梅とも仲良くなれるはず。

なんて思いながら、この記事書いていたら、昨日、管理栄養士の小松美佐子さんが興味深い記事を書かれていました!

https://note.com/menulart/n/n181aaf29661e

やっぱり似た者同士だったのですね!

小松さんのこちらの記事は、梅と杏子についての健康効果から加工法まで書かれていてすごく参考になる内容なので、これから梅仕事予定されてる方ぜひぜひおすすめです!

小松さん、興味深い記事をありがとうございました!

さぁ、そんなわけで仕上げていきます。

種と果肉に分けた梅を砂糖と馴染ませて30分おいてから火にかけます。

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種も余すところなく使えるそうなので、お醤油に漬けて梅醤油にしてみることに。

これで梅ドレッシング作ってみたい。

ジャムの方はancoさんがジャムがはねて火傷したって書かれていたので、火傷の恐怖におののきながら、やや弱火でつきっきりで沸々しないよう絶えず混ぜ続けました笑

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この辺も他のジャムとは違うなぁ。

果物のジャムは最初シャバシャバで徐々に煮詰まってくるけど、梅ジャムはもう下茹でされてるから最初から粘度が凄い。

ともあれ、煮上がるにつれて艶を増していく梅ジャムにうっとり。

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バターのせて焼いただけのトーストにのせてみたら朝日に当たってキラキラとモスグリーンの輝き✨

緑色のジャムってあんまり無いからこの色合いだけでテンションが上がってしまう!

お砂糖は、通常のジャムだと十分な甘さが出る割合だけど、梅ジャムだと酸味が強いので甘さ控えめに感じられて、さっぱり食べられていい感じ!

ローズマリー入りのは、思った通り、梅との相性ばっちりでした!

ほのかに香る程度の量に調整したので、完熟ではない青梅の爽やかな香りにローズマリーの香りが加わると、何ともハーバル(?)な香りがふわっと漂って、なていうのかな?

どことなくイギリス感(なんじゃそりゃ)

ハーブコーディアルが好きな方なら絶対好きな感じの仕上がりになりました!

私はジャムを作るときは、果物と砂糖だけのももちろん好きで作りますが、ハーブやスパイスを合わせたのも好きで色々と組み合わせを楽しんで作ります。

このお話始めるとまた長くなるので、そのうちジャム偏愛の記事でも書こうかと思います(需要があるかはわからないが笑)

梅ジャムは、他の果物のジャムと違って香りがお料理の邪魔をしないので、色んなお料理への展開ができるであろうところがまた良いですね。

昨日は梅ジャムにと味噌を合わせて梅みそにして、胡瓜につけて食べてみたらめちゃくちゃ美味しかったです♪

今日は鶏のスパイス煮に使ってみたら酸味と甘みで味が締まってまた良きでした!(しかしどちらも写真は無い。すみませぬ。)

普通のとローズマリー入りのと、合わせて4瓶できたけど、このくらいの甘さと酸味のバランスだと、お料理にも使いやすくて意外とすぐに食べきってしまいそう!

ancoさん、素敵な梅ジャムの記事をありがとうございました!

ではでは、お読みいただきありがとうございました~!

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