こんばんは!
ここ数日、イレギュラー続きでバタバタしていて、蒸し暑さで体力ももってかれて、半分召されていた主婦まみげです。
書こう書こうと思って全然手付かずだったイカの日記事をようやく更新であります。
前回サクランボの記事の買い物の時に実は良いイカにも出会っておりまして。
イカの日も近いし、何か良いのあるかな~?なんて、鮮魚コーナーを覗くとずらっと並ぶショーケースの端っこにひっそりと隠れるように陳列されてたイカがこちら。
鮮度よさげなコウイカであります…!
しかもまたまたびっくり価格。
2杯入りで480円(税抜き)。
え?これ1杯のお値段じゃないの?
加工日が前日だから?よくわからんけどとりあえずこれは買いでしょう!!
コウイカ、お刺身にしてもモチモチで美味しいのだけど、加工日が前日だし、念のため加熱しようかな。
ならばやっぱり墨煮だよね。ってことで、懐かしきヴェネツィアの味、コウイカの墨煮のポレンタ添えを作りました。
私の作るヴェネツィア料理は、働いていたレストランのセコンドシェフから教わったものと、バールを切り盛りしていたマンマから教わったものがほとんどで、この墨煮はセコンドシェフから教えてもらったもの。
レストランは外国からの観光客むけな店(シーズンにはJTBとかめちゃくちゃ来てた)で、あまり外国人には馴染みのなさそうなメニューは置いて無かったため、賄で作ってもらえるヴェネツィア料理を教わるのがとても楽しみでした。
と言っても、ヴェネツィアではそこそこお手軽に沢山手に入るコウイカですが、日本では高級品なのでなかなか作る機会もなかったのだけど、今回は2杯で480円(税抜き)というお安さ!
惜しげもなく丸々2杯使っちゃいましょう!
しかし、今回工程写真全く撮れておらず…。
理由はこちらなんですが、
甲を外した直後の写真。ここから写真はぷっつり消えるわけですが、わかりますかね?
このイカの上部にうっすら見えるの、これ、コウイカの卵です!
因みにオスの精巣は危険で食べられ無いのでご注意下さい。
イカの構造について詳しく書いてくれてるサイトがあったので、こちらをご確認下さい🦑
https://www.google.co.jp/amp/s/www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/michae-sanol/2020-00309%253famp=1
コウイカの卵巣にあたる部分は、リアルトの市場では○○・ディ・ラッテ(○○の部分が思い出せず。写真があったはずなんだけど見つからず。名前も曖昧でひどいな笑)と呼ばれてそれだけで単独で売られていて、軽くボイルしてオリーブオイルと塩コショウだけでとっても美味しい珍味になります。
ちょっとムチムチした白子のような感じかな?
調べたら日本ではイカチチって呼ばれてるみたいで、似たような名前は世界共通なのかな?
https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fish/ika-monko3.html
ともかくこれが2杯とも入ってたので、子供とイカチチパーティーが始まり、食べながら下ごしらえしてたら工程写真がぽっかり抜けておりました。
そんなわけで分量もざっくり目分量ですので、材料と簡単な工程のみ記載しておきます。
コウイカの墨煮
コウイカ
玉ねぎ
トマト缶
ニンニク
白ワイン
塩、コショウ
イタリアンパセリ、ローズマリー、ローリエ
オリーブオイル
①コウイカをおろして墨袋を分け、一口大にカットしておく。玉ねぎはみじん切りにしておく。
墨袋は小さめの容器に入れ、水大匙2くらい入れた中で墨袋を裂き、袋をつまんで振りながら墨を溶かしておく。
②鍋にみじん切りのニンニクとオリーブオイルを入れ、火にかけ香りが出たら玉ねぎを炒め、しんなりして来たらコウイカも加え、軽く塩、こしょうをしてさっと炒める。
③白ワインを加え、アルコールを飛ばし、潰したトマト缶を(一応、中身ですよ)加えてローリエ、ローズマリーを加え、一煮立ちしたら①の墨を、下に砂のようなものが沈んでいる場合があるので、そっと入れてさらに5分くらい煮る。
塩で味を調える。
④ポレンタを炊いて皿に盛り、③をかけ、オリーブオイルとみじん切りにしたイタリアンパセリをかける。
今回は前日に使ったアサツキが残ってたのでそれと、ちょっとだけ残ってたインゲンも一緒に入れて煮てました。
真っ黒でなんだかわかりませんねぇ笑
コウイカの墨煮にポレンタはいかにもヴェネツィアな感じで、そういえば教えてもらったのも今くらいの時期だったな~。
覚えたての墨煮を日本から遊びに来てくれた友達に作ったりしたなぁ。
などと懐かしくなりました。
来週もちょっとバタつきそうだけど、書きたい記事がたまってしまってるので、ぼちぼち更新していけたらなぁ。と思います。
ではでは、お読みいただきありがとうございました~!
おまけ
前に記事で載せたのとは別の場所ですが、近所の道端にカルチョーフィが植えられてて、ここだけ魔界みたいな異空間が出来上がってました笑
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