こんばんは!
8月もあっという間に2週間が過ぎ、子供の夏休みも残り半分となりました。
心配していた学校の宿題もひと段落して、今年もまだまだたっぷりおうち時間のある夏休み、おうちで出来る、普段やらない事をしようという事で
毎年恒例の蝉の羽化の観察と子供が以前から作りたいと言っていた、イタリア菓子のサラーメディチョコラートを作ってみました!
前半蝉の写真が沢山出て来るので、苦手な方は見出しから後半に飛ばしていただいて大丈夫ですので、よろしくおつきあいお願いいたします。
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蝉の羽化
これはお友達のお母さんから教えてもらって、もうかれこれ3年位やっている観察なのですが、
夕方の公園の木の幹を探すと、羽化に向けて木の幹をよじよじと登って行く蝉の幼虫を見つけられるので、木の枝等にそっと移し採り、自宅に連れ帰り羽化の様子を観察するというもの。
虫が苦手な方にはお勧めしませんが、小さな蝉から伝わる命の重みは何度見ても感動します。
蝉の羽化はとてもデリケートなので扱いには注意が必要ですが、神秘的な蝉の姿を機会があったら是非見ていただきたいです。
以下、羽化の様子を写真でお届けします。
苦手な方は飛ばしてくださいね。
夜7時前後、近くの公園の木を探すと、地面から出て木に登っていく蝉の幼虫たちがいるので、優しく枝などに移し採り、足が傷つかないようにペーパータオルなどをくしゃくしゃにしてクッションにした箱などに入れて連れて来ます。
幼虫はいいタイミングが来るまで木によじ登り続けるので、我が家では万が一落下した時用に下に毛布やクッションを置いてレースカーテンにおとまりいただく。
蝉の幼虫のお顔、めちゃくちゃ可愛いんじゃ。
良い位置が決まって動きが止まり、しばらくすると背中が割れて来ます。
照明は、蝉が安心するかと思って暗くしております
背中がもりっと出て来ましたよ~!
頭がスポン!
そのまま仰向けに倒れるように前脚から抜いていきます。
この前脚が超重要で、ここが傷ついてしまうと羽化の成功率がぐんと下がります。
どこまで倒れ込むんだ!ってくらい反ります反ります。
お腹辺りに命綱みたいなのが付いていて、上半身が固まるまでこのままステイ。
上半身が固まって脚が動くようになると、よっと上体を起こし前脚を抜け殻にかけて下半身を引抜きます。
下半身もスポン!
これから翅と下半身が固まるのを待ちます。
前脚で必死に殻にすがりついています。
翅もだいぶ広がって来ました。
前脚だけ抜け殻にかけてほかの脚はだらーん。
この状態で翅と後脚がすっかり固まるまで動きません。
なので、前脚が傷ついていると体が固定できず、羽化がうまくいかないのですね。
以前、前脚の先端が無い個体を連れ帰ったことがあり、前脚の先端が無いことで羽化がスムーズにいかず、その幼虫は翅が綺麗に伸び切らないまま成虫になってしまった事がありました。
翅がまだ緑で色も薄くて写真では伝わりづらいですが本当に綺麗です。
こうやって見ていると、まず頭を下にして頭や大事な器官に血液を送り、充分行き渡ってから下半身や翅に血液を巡らているのがわかります。
こんなに小さいのになんて理にかなった動きをするのだろう。
8時半過ぎくらいから羽化が始まりここまで来るのに大体2時間。
旦那さんと子供は身体が出きったあたりで先に寝ております。
大体夜中の1時くらいまでには体が固まって来るので、脚全体で殻にしがみつくのが確認出来たらそっと殻ごと外の網戸へ運び、「元気でね。」とお別れを言って移し変えてます。
朝には飛び立って殻のみ残っています。
夏になればそこらじゅうで見かける蝉ですが、羽化の観察をするようになってからは、今鳴いてるのはこの間羽化したあの子かな?などと思いを馳せるようになり、時には騒がしいと思うセミの鳴き声も心地よく感じたりするようになりました。
因みに今まで羽化させた蝉は何故か全部アブラゼミ!
今年もばっちりアブラゼミでした。
「色んなセミが鳴いてるのになんでだろう?」と、子供はミンミンゼミの羽化を見てみたいそうですが、果たしてみられる日は来るのでしょうか…?
そして、サラーメディチョッコラート
サラーメ・ディ・チョッコラート
以前の記事でもちらっと書いた、私のお気に入りのイタリア菓子の本に載っているのですが、子供が自分の食べてみたいお菓子を書き写してまして。
旦那さん曰く、「自分で興味を持ったものが形になるって凄くない?」との事でしたので、じゃあ一丁やってみるか!と、相成ったわけです。
息子氏渾身の手書きレシピ。
サヴォイアルディも作りたいようだ。
相変わらずの字のヤバさは男子だからと言う事で諦めましたよ泣
人様のレシピを勝手に掲載出来ないので、画像の配合を隠したら、血痕付きのダイイングメッセージのようでちょっと怖い。
彼の心を鷲掴みにしたのがこちら↓
さあさあ、そんなわけで作っていきましょう!
配合は、子供が食べる事を考えてちょっと変えたり、中に入れるものも自己流にアレンジしてあるので、そちらを載せておきます。
サラーメ・ディ・チョッコラート
ビスケット 100g
バター 35g
三温糖 35g
卵黄 1個分
インスタントコーヒー 小さじ1
(水で溶けるタイプがお勧め)
お湯 大さじ2
ココアパウダー 40g
ピスタチオ 20g
オレンジピール 20g
今回の材料に作りながら以下の材料を飛び込みで足しました。
エントリーナンバー1:雪塩ちんすこう
一個だけお菓子入れに残ってたもの。
これも入れたらおいしいかもよ?ってことで飛び入り参加。
エントリーナンバー2:ガーナホワイトチョコレート
今回のダークホース。
色的にも綺麗かなと思って追加しましたが果たして仕上がりはいかに…??
①室温に戻したバターと砂糖を混ぜ、卵黄も加えてムラの無いようしっかり混ぜる。
コーヒーをお湯で溶き冷ましておく。
混ぜて混ぜて~!
味見が多すぎてなかなか進まないご様子。
バターと砂糖って美味いよね。
②冷めたコーヒーを入れ、ムラなく混ぜ、振るったココアパウダーも加えてよーく混ぜる。
更に混ぜて~!
加速する味見。
完成するまでに分量変わってそうで恐ろしいな。
③ビスケットを砕き、ホワイトチョコも適当に砕いてナッツ、刻んだオレンジピールと共にチョコレート生地と良くなじむまで混ぜる。(あとちんすこうもいますが砕いたらボロボロになってしまったためちょっと判別できないですね…。)
母も味見。
こりゃ―美味いや!!
④クッキングシートに2等分してのせ、空気を抜くように締めながら巻き、両端をキャンディのようにひねってジップロックに入れて冷蔵庫で1日冷やし固める。
なかなか良い手つきだね!!
もう美味しそう!これ冬場の手土産にも良さそうだな。
そして1日寝かせてカットしたものがこちらになります。
美味しそう!!
実際美味しかったです!
でも、本の配合だと冷蔵庫から出すとすぐに柔らかくなりすぎてしまったので、この記事の配合はそこから調整して少し硬めに仕上がるようにしてあります。
あと、ダークホースホワイトチョコは切るときにあたってサラーメを崩しまくってくれたので、入れる場合は細かく刻むことお勧めします。
子供にコーヒーってどうかなぁ?と思ったけど、寝る前じゃなければまぁ良いかな?って事でおやつに美味しくいただきました~!
思い出の絵本
そんなこんなでおうち時間多めな夏休みを過ごしていますが、先日、子供の読まなくなった本を片付けていた際、いらないものは分けておいてね。と子供にお願いしたら、ずいぶん懐かしい本が出て来まして!
それがこちらの、フルーツケーキいただきますと、ぐるぐるジュース。
子供が3歳くらいの時に買ったものだったかな?
フルーツケーキいただきますは、子供図書館で読み聞かせで司書さんが読んでくれて私がめちゃくちゃ気に入りまして。
ページをめくるごとにケーキが重なり出来上がっていって、最後にカットしたケーキが出来上がる仕掛けが楽しい絵本。
こちらは女の子の方が喜ぶ感じかもしれません。
ぐるぐるジュースは、同じく図書館で同じぐるぐるシリーズのぐるぐるカレーを子供が気に入ってたので、本屋さんに見に行き、まだ読んでないジュースとせんたくを選んできたもの。
材料を入れて行って、ミキサーをぐるぐるする時に子供も指をまわして参加できるので、ぐるぐるタイムは大いに盛り上がります。
こちらは男の子も女の子もどちらにも好評でした♪
どちらも仕掛け絵本で、子供が一緒に参加できるような絵本なんですが、よりリアリティを求めて、一緒にケーキやジュースを作った気分になれるように、お話に出て来るフルーツのパーツを作って遊んでました。
今思うと食べ物関連の絵本を多く持っていたのが我が家らしいなぁ。
久しぶりに出てきた本ですが覚えていてくれて、ノリノリで遊んでくれました(笑)
懐かしい~!ブドウが妙に美味そうに描けてるな…。
こんな努力も虚しくフルーツ嫌いなわが子です。
出来上がったジュースさん。
エアフルーツジュースは美味しそうに飲むフリするんですよ…。
エアフルーツケーキも美味しそうに食べてくれるんですよ…。
結局昔の絵本もまだ持っていたいとの事で、ほとんど片付かなかったけど、親子ともども思いがけず懐かしい遊びができて楽しいひと時となりました!
…でもさぁ、フルーツジュースもフルーツケーキもエアじゃなくリアルを食べておくれよ!!
ではでは、お読みいただきありがとうございました~!
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