こちらはオーストリア菓子のアンナトルテ。
…のアレンジ版です。
これ確かオーストリア菓子なんだけど、ザッハトルテのように有名では無いから日本ではほとんどお見かけする事なくて、一度見かけたケーキ屋さんのそれは、私が専門学校で習ったのとは別物だったので、食べたいなら自力で作るしか無いかと思ってたケーキ。
チョコレートが少しだけ入った軽めの別立て生地にトリプルセックと言う辛口な柑橘系のお酒と、オレンジのシロップを染み込ませてガナッシュでコーティング。
飾りにプラリネを混ぜたチョコレートをのせると言う、なんとも濃厚そうなケーキだけど、スポンジの軽さと、ガナッシュにオレンジ、プラリネの味と香りが混ざりあってすごく美味しいと思ったんですよね。
画像のアンナトルテは夫と息子のバレンタイン様に作った物で、本来のデコレーションとは大きくかけ離れていますが、味はちゃんと思い出のアンナトルテでした。
今回は配合とざっくりした工程写真のみのせています。
アンナトルテ(18cm/1台分)
ビスキュイショコラ
卵黄 4.5個
グラニュー糖 105g
卵白 60g
グラニュー糖 60g
薄力粉 90g
コーンスターチ 22g
バター 45g
スイートチョコレート 30g
ガナッシュ
チョコレート 250g
生クリーム 250g
トリプルセック 25cc
オレンジシロップ
オレンジジュース 150cc
グラニュー糖 60g
トリプルセック 30cc
飾り用ガナッシュ
スイートチョコレート 50g
ヘーゼルナッツプラリネ 100g
ミルクチョコレート 100g
ヘーゼルナッツプラリネ 200g
※飾りは無糖のピーナッツバターとチョコを混ぜたものを使っており、本来の飾りとはだいぶ異なります。
メレンゲ
卵黄
混ぜて〜
混ぜて〜
型に入れ
焼き上がり(逆さま)
冷めたら3枚に切って
ガナッシュを用意して
シロップをスポンジにはたいて
ナッペしたものがこちらです。
飾りが思いつかなかったのでお花描いてみた。
ココアふってみた。
気の迷いの粉糖かチラッとかかってますね。
この粉糖を消し去りたい…
ど甘い確信があったので12等分に
容赦なくカット。
この層になった断面がとてもオーストリア菓子っぽくて好きです。
それにしても私、最新のクリエイティブ系のケーキよりいにしえのクラシカルなケーキの方が好きみたい。
専門学校で習ったケーキはほとんどがクラシックなものなのだけど、どれも間違いなく美味しくて、今レシピを見てもときめくのが多いので、今でも大事な宝物です。
この後2人共おかわりして残り6ピースになりました。
血糖値が心配。
ではでは、お読みいただきありがとうございました〜!
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