自分のわがままを叶える。紫芋のシナモンロール

こんばんは!
先日作ったギャラクシー蒸しパンに使った紫芋パウダー。

本来はパン作りに使う予定で購入してました。

紫芋パウダーと言えば先日ケイチェルおじさまが、美味しそうな紫芋のマカロンとさつまいもの渦巻きパンを作ってらして、やっぱり紫芋の色合いって渦巻かせたくなるよね。

っていう謎の共感を密かにしてみたり。

https://note.com/kachel_ohi/n/n235bc169ed1d

渦巻きパンとかもはや芸術。

その数日後にはいつも美味しそうなキャロットケーキやお菓子の記事を書かれているまちこさんがおなじくギャラクシーの罠にかかってしまった記事を拝見したり。

https://note.com/okashitopan/n/n3605f70fcbb5

中がギャラクシーであっても香ばしく美味しそうなさたぱんびん

秋と言えば

やっぱり秋めいてくると皆さん芋、栗、南瓜系のお菓子やお料理が増えて来ますね!

紫芋も、最近はパウダーが手に入りやすくなったので家庭でも紫芋スイーツなんかが手軽に出来てありがたい限りです。

それで、私はというと、件の蒸しパン事件の後、すぐにロールパン生地を作ってそれに練り込んで、大きめのバウンド型に無理矢理ねじ込んで焼いてみたりしておりました。

画像1

画像2

極厚に切って縦に3等分してカリカリとフワッフワのコントラストが楽しかったです♪

角切りにしたバターを焼き上がったパンにのせて、そのままトースター内で余熱で溶けるまで置いておくとこんな風に可愛くまるっとした形になる事を発見して、このパンはこのビジュアルが可愛くってこの焼き方を何回もしてました。

それで、この紫芋パンが見た目も味もなかなか良かったので、残りの紫芋パウダーを使って紫芋のシナモンロールを焼いてみる事に。

ところで皆さんはシナモンロールお好きですか?

私は大好きなんですが、シナモンロールに対していつもちょっとだけ満たされない部分がありまして。

それはアイシングがかかっているため食べる時に焼き直しができないから、ほかほかフワフワの焼き立て感が味わえ無い事と、巻き込むシナモン部分が、ものによっては砂糖とシナモンだけで、フィリング感が物足りない時がある事

シナモンロールは絶対少し温かい方がシナモンの香りがフワっと立って美味しいと思うのですよね。

それとフィリングはペースト感のある物が巻き込まれていて欲しい。
なんかその方がリッチな気分になるので、この2点は譲れない私のわがままポイントでして。

それで、後者はそういうフィリングのシナモンロールを選べば良いとして、前者はなかなか難しい。

だいたいどのシナモンロールもアイシングなり何かしらがトッピングされているので焼き直すとべたついたり焦げやすかったり。

そんなわけで、自分的にベストな仕上がりを求めてフィリング多め、トッピングなしのシナモンロールを焼いてみる事にしました!

普通のパン生地と、紫芋パウダーをたっぷり入れたもろもろとした焼き上がりになる生地に、紫芋パウダーも練り込んでねっちりしたフィリング感が残る仕上がりのシナモンフィリング。

今回はこんな感じで行ってみようと思います♪

配合は、私の手持ちのフォカッチャ生地をベースに色々いじってみたものになります。

生地の捏ね方は以前書いたフォカッチャ生地と同じになりますので、こちらをご参照ください。

紫芋のシナモンロール

プレーン生地

強力粉   200g
牛乳            155g
生クリーム   15g
米油            20g
     3g
砂糖    8g
イースト       3g

紫芋生地

強力粉      100g
紫芋パウダー   50g
牛乳       110g
生クリーム    15g
米油       15g
        2g
砂糖       6g
イースト              2g

紫芋パウダー            5g
シナモンパウダー     4g
グラニュー糖           50g
バター                   50g

※下準備として型にバターを塗っておく。今回はパウンド型とプリンカップで焼きました。

①プレーン生地、紫芋生地それぞれフォカッチャ生地の捏ね方と同じように捏ね、ボウルなどに入れラップをして2倍に膨れるまで発酵させる。(おおむね40~50分位)

②フィリング用の材料をバターを常温に戻してからよく混ぜておく。

①の生地が発酵したら、軽く手粉をうって適当な厚みに伸ばす。

大きめに作りたければ生地も厚めに、小ぶりにしたければ薄めに伸ばす。私のは1cmくらいの厚さに伸ばしました。

伸ばした生地をプレーン生地を下にして重ね、綿棒で密着させるようにさらに伸ばす。

画像3

厚みがある方がふっくら感が出て、薄めだと渦巻きが綺麗に出ると思います。お好みの厚さに伸ばしてください。

③混ぜておいたシナモンフィリングを巻き終わりを3~4cm残して塗り広げ、手前から隙間のできないように巻いていく。

きっちり巻けたらよく切れる包丁で好みの厚さにカットし、型に入れていく。

画像4

巻き終わりまで塗ってしまうと焼いている間に巻き目が開いていってしまうので、注意してください。

画像5

プリンカップとパウンド型に入れたところ。

発酵すると倍くらいに膨らんでくるのでこれくらいゆとりがあると良いと思います。

④2次発酵は40℃で30分ほど。写真くらいまで発酵したら180℃のオーブンでプリンカップの方は20分位、パウンド型は25~30分位を目安に焼く。

※焼き時間と温度は我が家のオーブン(コンベクションオーブン、パワー弱め)の温度と焼き時間なので、各家庭ごとに調節してください。多分一般的な火力であれば小さ目は15分前後、大き目は20分前後で焼けると思う…。

画像6

いい塩梅にぎゅうぎゅうになってきて大変良い眺めである。

画像7

先にプリンカップのが焼き上がり!

こちらは食べるときにオーブンで焼き直すので、甘めの焼き上がりにしました。(焼き時間20分)

画像8

やや色白さん。

画像11

パウンド型のはしっかり目に焼いてアイシングかけ!

こちらは翌日の朝ごはんです。
「結局アイシング有りも無しも食べるんかい!」って言う突っ込みは野暮ってもんよ…。

画像12

翌日朝ごはん。

画像13

画像14

しっとりもちもちでこれはこれで美味しい♪

でもやっぱり焼いたのをほくほく食べたいなぁ…。

ってことで翌日の朝ごはんは、軽くトースターで焼き直したシナモンロール。

画像17

お天気のいい日といまいちな日で写真写りが全然違うなぁ!

この日の方がめちゃくちゃ綺麗に撮れた

画像18

中の紫芋生地も鮮やか。やっぱりこの焼き立て感にフィリングのペースト感があるのが好みだなぁ。

生地にもフィリングにも紫芋パウダーをたっぷり目に入れたので、良い感じにプレーン生地にフィリングが馴染んでくれた感じがします。

秋の始まりを感じる。

画像19

この日の朝ごはんは、紫芋とキウイ(キウイも秋が旬の食材なのですよ)をのせて、なんだか少し秋の食材が混じり始めて、季節の移り変わりっぽいなぁと感じる一皿となりました。

*******

因みに果物がダイナミックにカットしてありますが、子供の歯の生え変わり矯正の先生に、前歯で齧り取る練習をさせないといけないと教わったため。

正しい歯並びにさせるには前歯と奥歯の使い方と正しい姿勢なのだそうです。

なので、今後の我が家のお料理写真は結構ダイナミックにカットしたお野菜や果物が登場する率が高くなるかも?

*******

明日は台風が日本を縦断するそうだけど、何事もなく過ぎ去ってくれると良いなぁ…。

とりあえず明日はおこもり必至だろうから、おうちでお菓子でも作っておとなしく過ごそうかと思います。

みなさも何事も無く週末を過ごせますように。

ではでは、お読みいただきありがとうございました~!

コメント

タイトルとURLをコピーしました